小沢健二のライブに行ってきました。
十三年ぶりに活動再開とのことですが、
私が聴いていたのは、「LIFE」のアルバムまでなので
もう十五年ぶりくらいになります。
会場の県民ホールは超満員、
ただ、私がときどき行くラルクアンシエルのライブと明らかに違うところは、
1)お客の年齢層が高い
そりゃ、そうでしょう。なんたって、十三年前に若者だった人間の集りですからね。
2)お客のファッションにボーダー柄が異常に多い
渋谷系といえば、ボーダーですよね。でも、みんな年がいってるんで、ピンクとか派手な色のボーダーは着れないらしく、ほとんどが白黒の横縞なんです。「心霊君」ぽいっていうか、お葬式っぽいカンジになってました。
3)ドスコイ率高し
これは、たまたまなのかもしれませんが、私の前・後ろ・右隣と三方をかなり体格のいい女性に囲まれていました。だからって特に害があるわけじゃありませんし、私の腹も相当で人のことは言えません。むしろ「もしかして、この区画はデブ専?」と心配になってしまいました。
ライブの中身は、
エッセイの朗読があり、微妙な新曲があり、ヘンなアレンジありで
完全復活とまでは行きませんでしたが、
それでも、昔の曲が始まると、40になって額の広くなった小沢さんが、
昔のままの王子様にしか見えなくなるから不思議です。
客の方も大変な盛り上がりで、それまでのクタビれた感じはどこへやら、
最初から最後まで立ちっぱなし、叫びっぱなし、手ぇ叩きっぱなしでした。
それにしても、覚えてるもんですねえ。
「今夜はブギーバック」とか、みんなフツーにラップのトコ歌ってましたよ。