明けましておめでとうございます

森皮フ科クリニック院長の中央林間日記 は移転しました。

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旧年中は、皆様には大変お世話になりました。
今年も当ブログおよび森皮フ科クリニックを是非ともよろしくお願いします。


さて堅苦しい挨拶はこのくらいにして、

新年早々、愚痴アーンドねたバレです。

年末、「陽だまりの彼女」っていう小説を読んでたんです。
もう映画化も決まっているらしく、そのあおりが

「中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れないとんでもない秘密を抱えていて…」

てな、カンジでした。
登場人物が魅力的でなかなか面白かったのですが・・・

そのラスト、というか、オチ、彼女の抱えている「秘密」が



ここからネタバレですので、本を読みたい方・映画を観たい方は
読まないでください。












「ヒロインが実は猫だった」んです。
科学的な裏づけはもちろんオカルト的な根拠も無く、ただ猫が人間になっていた、と。
ラストにヒロインが猫に戻ると周囲の人の記憶から消えてしまうし、預金口座までもがなくなりますが、その合理的な説明は一切無し。
読者としては、「ふうん、猫パワーってすごいねえ」と自分を納得させるしかありません。

このラストが良いという方も沢山いらっしゃるのでしょうが、
残念ながら、私は全然受け付けませんでした。
子供向けのファンタジーライトノベルだったらまったく問題ない結末だと思うんです。ヒロインがキツネだったっていう有名なゲームもありますし。
読後感すっきり、が評判の作品なんですが、なんだかモヤモヤしたまんまです。うーん、なんだろうなあ・・・