キュートン

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dr_mori2010-01-30

神保町花月でやっていた

キュートンのお芝居?「どん底梅子の一升瓶」を観て来ました。

ええ、完全に気の迷いってヤツです。


ご存知の方いらっしゃるでしょうか?

キュートンは吉本芸人の、くまだまさしとか椿鬼奴とかが属している集団です。

くまだまさしは最近テレビに出ずっぱりですし、

椿鬼奴もプチブレイクの感がありますが、

残りのメンバーは、

「キミたち、人前にでちゃマズイよね」

と言いたくなるような人相の人たちで構成されており、

正直、この先もあんまり人気が出ないと思います。


でもその分、 「今だけ感」というか、 「旬」なカンジがしていいんです。


お芝居の内容も(一応ストーリーはあるんですが)

キュートンのネタを寄せ集めたような構成で、

しかも、そのネタの半数以上が笑えないという、だだスベリ状態です。

でも、お客さんの方は、そのダメな感じを楽しみに来ていて


「なんとか、面白いところを探して笑おう!!」


というパワーがものすごく強く、

ネタをすべったらすべったことに笑い、

間が開いたら間に笑い、

ちょっとでも面白いトコがあれば大爆笑!!


気がつけば私も、

椿鬼奴の歌う今井みきの「プライド」

「私は今〜、上海のゴロツキの目玉を〜、つぶしてる〜」

に涙が出るくらい大爆笑していました。


で、芝居が終わった後に、後ろの席の若い女の子が一言

「いやー、今日のはいつもより、スッゴク面白かったねえ!!」

なんとも不思議な気持ちになりました。


・・・そうなんだ、いつもはこれより面白くないんだ・・・

・・・・・・それ、一体なんて罰ゲーム?