何かが違う

森皮フ科クリニック院長の中央林間日記 は移転しました。

約2秒後に自動的にリダイレクトします。

夏休み、娘が語学研修ということで2週間ほどマルタ共和国に行っていました。
マルタ共和国はイタリア近くの小さな島国ですが、公用語が英語で世界各地から英語研修の学生が集まってくるそうです。
時々、そのときのことを話してくれます。

「クラスメイトに、『何の神様を信じてる』って聞かれたんだ」
「ふーん」

「で、前もって『宗教を聞かれたときに、何も信じてないって答えちゃダメ』って言われてたのね。ヨーロッパに住んでるキシリタンにとって『無神論者』っていうのは未開の地の野蛮人みたいなイメージなんだって」
「へぇ」

「だから、別にキリスト教じゃなくてどんなマイナーな宗教でも、『○○教を信じてます』って言わないとキリシタンの人たちから変な顔されるって」
「なんて答えたの?」

仏教徒って、英語でなんていうかわかんなくて困ってたら、『ブッディスト?』って聞かれて、『イエス! アイム ブッディスト!』みたいな」

「で、そのクラスメイトは何教徒だったの」

キリシタンだよ。イタリア人だったからね。向こうの白人はほとんどキリシタンだよ」




……クリスチャンな!!  
キリシタンってのは、島原とかに隠れてる人たちですから!!