9月も終わりに思うこと

森皮フ科クリニック院長の中央林間日記 は移転しました。

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 夏も終わって9月。

 いつもならクリニックの混雑が緩和してくる頃ですが、今年はどういうわけか、暑さが和らいでも保険診療の患者さんが減らず混雑が続いています。

 大繁盛といってしまえば聞こえはいいんですが、なかなか予約時間通りの診察が出来ずに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

 おかげさまで開院して15年にもなるのに、まだ患者さんの来院数が増え続けています。(まあ、他のクリニックさんに比べたらずいぶん少ないですけどね。大学の先輩後輩のクリニックは2時間待ちが普通だそうです)

 私はどうにも気難し屋で、患者さんに愛想良くしたり、優しいことを言ったりすることができません。

 注射する患者さんから「痛くないですか?」と聞かれることが割とあるんです。「痛くないですよ」とか、「ちょっとチクっとするだけですよ」とか言ってお茶を濁しておけばいいんでしょうけれど、どうしても「痛いです」と即答しちゃうんですよね。だって、痛いわけだし。

 あと根がコミュ症なので、基本目を見て話しません。患者さんの左の耳辺りを見ながら会話をします。すると、ときどき患者さんのほうで私の視線の方向が気になって左を振り向くかたがいらっしゃるんですが、別に背後霊とかが見えているわけじゃないのでご安心ください。

 それから片付けが苦手で、患者さんを診察室にお呼びしたときに前の患者さんの診察に使った眼鏡型の拡大鏡が椅子の上に置きっぱなしになっていることがあります。ワザとじゃありませんから、その上に座って「キャッ!」とやらないでください。ハズキルーペじゃないので、たぶん壊れます。

 こんな私でもクリニックが繁盛してくれるのは、裏方で事務の仕事をしてくれている妻をはじめ、私の要求する厳しい水準を保って働いてくれるスタッフのおかげだと思います。近隣の調剤薬局さんにも大変お世話になっています。みなさんの支えには感謝しきれません。

 もちろん、通っていただいている患者さんにも同様です。

 私のクリニックは、治療方針はもちろん、診療受付時間や予約の取り方、事務員の言葉遣いといった細々したところに至るまで、私の医師としての方針を反映させています。

 おそらく、そんな私の方針と合わなくてもうイヤだと来なくなった人も少なからずいるでしょう。

 その上で森皮フ科クリニックを贔屓にしていただいている皆様! あなた様は本当に見る目があって本当に素晴らしい! 感謝感激です!

 別に贔屓にはしていないけど、諸々の理由で(家が近いとか、土日他がやってないとか)嫌々来院いただいている方もありがとうございます。お役に立てれば幸いです。まあ、病院なんてそのくらいのつきあいの方が良いって気もしますしね。

 

 それはさておき、消費増税まであと数日ですね。

 駆け込みをお考えの方、予約は取りづらくなっていますが、まずはお電話ください。最大限調整させていただきます。